ドイツの夏

注意する点

日本の夏は、だいたい決まっています。梅雨の間は肌寒い日もあり、蒸し暑くもあります。

そして梅雨があけたら一気に暑くなります。

その先は、暑いの一言、最近ですと9月いっぱいも暑いことはもう誰もわかっています。

 

ただドイツでは、夏はその時その時にしかわからず、昨年は6月中がすごく暑いと思ったの

ですが、その先は暑いけれど日本ほどでもない、という感じでした。

 

ある年の夏は、長袖しかいらない夏もあった記憶があります。

 

日本の暑さを知っているドイツ人ならばわかりますが、ドイツ人がみなが暑い暑い

というと、日本の夏を知らないでしょう、こんなものじゃないと反論もしたくなりますね。

 

今日は湿度を見たら53%、やはり少し蒸し暑いという気がしました。

この湿度がきっと不快感への速度アップになるかと思いますが、太陽だけの暑さならばきっと

私達はちょうどいい日も多いのです。

日焼け止めは必須です。意外と曇っていても焼けて、肌の老化や、シミの原因や、皮膚がんにも

注意なのでぜひ、せっせと塗ってください。

 

ただし、秋は急に8月の終わりにくる場合もあります。

肌寒いと感じるのです。

今の季節も、暑い一日であっても、夕方に温度が急に下がり、カーディガンやトレーナーなどの上一枚があると便利です。

早めに帰宅するのなら暑い一日のままでいいですが、夜10時くらいまでの帰宅ならば

上一枚は用意しておいた方がいいでしょう。

 

特に北ドイツは、そのうえスカーフなんかも女性だとあるといいですね。

風がある事が多いので、風邪をひかないためにも、何か持っていると便利です。

 

ドイツは家にはクーラーがありません。有名なホテルになるとエアコンディションがあることもありますが、そうでない小さいホテルにはありません。

南ドイツに旅行に行ったとき、本当に夜は暑くて寝れませんでしたし、窓に網戸がないので蚊もきます。

 

ですので、夏のドイツ旅行には、電池で動く蚊よけとかスプレーなど(ガスが入っていない方がいいでしょう)持って行かれることをお勧めします。

 

蚊よけだけでなく、山の方や、芝生のある場所 (公園などでも)にはマダニがいます。

北ドイツはひどくありませんが、それでも庭にいるのです。

南はもっといますので、マダニ除けもドイツのドラッグストアや薬局にありますので必要かもしれません。

 

芝生に座るのも夏はあまりお勧めできません。

そういう場所に行くときは、サンダルなども危険です。

とにかく肌を出さないのがよいかもしれません。

 

マダニは知らないうちに刺されていることが多く、そこで血を吸い大きくなります。

簡単に取ることはせず、お医者さんに行くことをおすすめします。

身体に刺さっている部分が残ってしまう事があるのです。

 

開放的になる夏も、気をつけた方がいい場合もありますので、ドイツで夏を過ごされる方は

十分な準備を!